2022/09/09
朝食って食べたほうがいいの?
「朝食はしっかり食べなさい!」
……親や学校の先生に言われた記憶、ありませんか?
『ごはんは1日3食』が私たちの生活スタイルですが、実はアメリカの最新の研究では「体のために朝ごはんは食べない方が良い」と言われています。世界的に活躍するアスリートも朝食は食べていない・もしくはジュースやフルーツのみで簡単に済ませている人が増えているのです!
そこで今回は、日本人にはまだ馴染がない朝食を抜くことのメリットと注意点を解説してみます!
メリット①デトックスタイムをフル活用できる
人間の体のサイクルは以下のようになっています。
- 排泄タイム→AM4時~PM12時
- 消化タイム→PM12時~PM20時
- 吸収タイム→PM20時~AM4時
人間は寝ている間は食事も水分も取らない断食状態になっており、その間に体内では吸収浄化がおこなわれています。朝には体内に溜まった老廃物や毒素を排泄できるようになっており、デトックスタイムとなるのです。そんなデトックスタイム中に食事を摂るとデトックスの代わりに消化が優先されてしまい、老廃物や毒素が体内に留まったままになってしまうのです……。
朝ごはんを食べないことで、デトックスをフル活用でき、体の毒素を出し切ることができます!
メリット②午前中も頭が冴えわたる
「朝ごはんを食べないと脳が働かない」「朝食抜きで昼食を食べると血糖値が急激に上がりすぎる」などの説もありますが、実際はそれらの情報には根拠はありません。
むしろ朝食を食べないことは頭が冴えわたる作用があると言われており、活力・集中力・記憶力がアップします。
メリット③朝ごはん分のカロリーがなくなる
トーストにバターを塗っただけの軽い食事でも340kcalほど。これをカットできるのはうれしいですね。ダイエット中であればそのままカット、ダイエット中でなければ昼や間食に回してもOK!お仕事に疲れてきた15時くらいに軽くお菓子を食べるのもおすすめです。
メリット④時短になる
朝ごはんを作る時間、朝ごはんを食べる時間、朝ごはんに使った食器を洗う時間……これらを節約できます◎朝の10分、15分はとても大事なので私は節約できた時間を睡眠に回したり軽くストレッチしたりするようにしています。
「でも朝ごはんを食べないと調子が出ない……」そんな人に
もともと日本人は1日2食の生活をしており、現代人は食べすぎだとされています。朝ごはんを食べないことは体への負担も減らすことができ、体本来のパワーを最大限に発揮することができます。
しかし、「朝ごはんを食べていないせいか調子が悪い」と仰る方もいます。実際に普段から朝ごはんをしっかり食べている人が急に朝ごはんを抜くと、強い空腹感やストレスを感じる可能があります。
そこで、まずは2週間の朝食抜きをおすすめします!
朝ごはん抜きの生活を2週間続ければ、人間の体は通常であれば慣れていくものです。
注意してほしいのが「朝ごはんを食べないと決めたのなら、平日だけではなく土日も抜く」ということ!
せっかく慣れかけている体が土日で元に戻ってしまうので「朝食抜き」と決めたら土日も抜くようにしましょう。
2週間経過したあとも朝食を食べていたころより絶対的に体調が悪くなるという人は無理して抜かない方がいいでしょう。
「朝食抜き」って本当に何も食べちゃいけないの?
水、お茶、コーヒーなどは飲んでも大丈夫です!
また、ダイエット中の方や筋力増加を目指している方であればプロテインもしくはアミノ酸を飲むのもおすすめです。
朝はアミノ酸濃度が低く、プロテインやアミノ酸を摂取することで筋肉の分解を防ぎます。
いかがでしたか?
ネットやテレビなどのメディアの情報では「朝食は絶対に食べるべき!」と主張しているものが多いですが、そもそもこの「朝ごはんを食べる文化」自体が『朝食ビジネス』のために作り出されたものという説もあります。
実際に私も朝食抜き生活が長くなってきましたが、午前中の仕事も捗るようになりました。以前は糖質のせいか、どうしても午前中は眠くてウトウトしがちでしたし、今もお昼ご飯を食べたあとは眠気が襲ってくることが多く、満腹が体にいい影響を与えないというのも納得できます。
また、ずぼらなので洗う食器が減ったのも地味にうれしいですし、「ご飯を食べなきゃ!」と朝ごはんを作ったりわざわざ通勤前にコンビニに寄り道するなどの行為もなくなりストレスフリーになりました。
「絶対に朝は食べたい!!」という人にもちろん強制はしませんが、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか?